雨量観測では、降水量を測る「雨量計」、降雨の有無を調べる「感雨器」、そして降雨の強さを測る「降雨強度計」などが有名です。「雨量計」と呼ばれる機器には、いくつかの測定方式がありますが、日本国内においては「転倒ます型雨量計」が主流で防災関連や天気予報などに広く使用されています。
◆ 転倒ます型雨量計 |
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転倒ます型雨量計(0.5mm計、1.0mm計など) |
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ヒーター付雨量計(上部や下部など形状が数種類ある) |
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温水式雨量計(外筒に温水層があり保温効果を高めたもの) |
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いっすい式雨量計(無電源地帯で降雪を雨量として滴下させる) |
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◆ 静電容量式雨量計 |
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◆ 電気式雨量計 |
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観測した雨量データを公けに公開する場合には、使用した雨量計が気象庁の検定に合格したものでなければなりません。転倒ます型雨量計の気象庁検定有効期限は、5年です。タイプエスでは雨量計の販売や設置の時、同型機種の提案をするだけでなく、より良い観測方法に付いてもご提案致します。
1.観測地点周辺は上空がひらけているか?
2.電源が確保できる地点か?
3.データ回収方法は現地回収か?遠隔管理か?
4.降雪のある地点か? など
事前に状況や条件の確認をさせて頂く事で、より良い観測が出来る様に提案させて頂きます。コスト面も選定のポイントに大きく影響しており、ローコストな観測方法からハイコストでも管理が容易な装置類の提案も致します。また複数メーカーの雨量計にはそれぞれの特色があります。設置には手間は掛かるが点検は容易な雨量計や設置は簡単だが点検時には少々面倒な点がある雨量計など、細かなアドバイスをさせて頂いております。
タイプエスが提案する装置群は、限られたご予算の中で「精度を高水準で保つ」、「長期安定した観測」、「容易なデータ管理」を踏まえたものです。是非、タイプエスにご相談下さい。
観測した雨量データを公表する為には、転倒ます型雨量計が「気象庁検定合格品である事」が義務付けられています(気象業務法)。また検定の有効期限は5年で、期限を超える場合は、新たに検定を受ける事が必須とされています。その際、機器の更新若しくは再検定と言う選択肢がありますが、型式証明品であれば、計量部を現地で交換する事で再検定合格となり、購入費や労務費が大幅に削減できます。
(タイプエスは、転倒ます型雨量計を提案する場合、「型式証明品」を第一に推奨致します)
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